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美しさと賢さとノスタルジーの回顧録

20代のうちに惜しみなく自己投資をしよう〜はじめてのホワイトニング編〜

 

「若いうちにしておいてよかった事を教えてください」

-20代のうちに自己投資をしたことかな。

 

とても尊敬して憧れている方の一言。

だからこの人は30歳を超えて結婚、出産してもキラキラしてずっと美しいんだ。

 

「よし、私も20代のうちに惜しみなく自己投資をしよう」

 

というきっかけから禁煙して早半年以上、ついに念願のホワイトニングを始めた話を聞いてくれ。

 

 

近年芸能人やインスタグラマー、YouTuberなどの発信力のあるメディアでよく取り上げられることでメジャーになったホワイトニング

審美目的になるホワイトニングは歯科医院でも保険が適用されず自費診療(オフィス相場¥30.000/回)となるため気になっているが渋っている人も多いと思う。

 

私もまさにその1人で、気になっていたものの喫煙者+コーヒー、コーラ大好き色素沈着の申し子な食生活なのでいざ始めても効果を損なう未来しか見えず3万はなぁ…と渋っていたが禁煙とコーヒーを殆ど飲まなくなったこともありはじめてみた。

 

というのも、たまたま定期検診に行った歯医者さんでホワイトニングが気になっている旨を伝えるとかなり丁寧に説明してくれ、しかもキャンペーン中で通常価格の50%off期間という時の運命(さだめ)みたいなところも実はある。

 

私は元々歯並びや歯の色に対して気にしている方だったので歯磨き粉はアメリカでホワイトニング効果が高いと話題のCrestのステイン除去効果のあるもの、リステリンを使って時にはホワイトニングシートに手を染めたりもしていた(犯罪かよ)

 

今まで使ったCrestの歯磨き粉は

・3D White Luxe Glamorous White

・3D White Brilliance

どちらも3日間で最大95%のステイン除去をすると謳っているが実際に使って白さを取り戻したように感じたのは3D White Brillianceなので1年以上使い続けている。

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そのためホワイトニング前にシェードで施術前の(色を確認したところ

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A2かC1の色と診断され、「平均より明るい色のでもしかするとホワイトニング効果を感じにくいかもしれない。本当に白くしたいならセラミックを検討してもいいと思うけど健康な歯をわざわざ削る必要もないので…」と衛生士さんに言われホワイトニングをすることにした。

 

ホワイトニングの種類は大きく分けて二つ

1.オフィスホワイトニング

歯科医院で高濃度過酸化水素が主成分の薬剤を使用

施術直後からホワイトニング効果を感じられやすい。一気に白くなるがその分戻りやすい。

 

2.ホームホワイトニング

歯科医院で提供された過酸化尿素が漂白効果を持つ薬剤とマウスピースを使い自宅で2週間毎日2時間行う。効果を感じるまで2週間〜1ヶ月と時間がかかるがゆっくりと自然な白色になり、オフィスに比べて後退しにくく、安価。

 

 

今回はせっかく半額なので1.2.どちらもするデュアルホワイトニングにする事に。

2.ホームホワイトニングは自分専用のマウスピースを作るため型取りしてから早くて2日以降、オフィスホワイトニングをしてる場合は1週間以上開けてからでないと出来ないため後日ブログを書こうと思う。

 

ホワイトニングの詳しいやり方は専門の方が上げている色々なサイトがあるのでそちらを参考にしてほしいが簡単な流れを説明すると

 

インフォームドコンセント

施術の方法やメリットデメリット、注意点など十分な情報・説明をうけ、同意書を記入

 

②シェード確認

ホワイトニング前に確認してもらったシェードを使い再度確認。当てはまるシェードと照らし合わせ写真撮影

 

③歯茎保護

歯茎保護のためワタを詰める

 

④ホワイトニング剤塗布

 

⑤ライト照射

 

⑥ホワイトニング剤除去と掃除

 

⑦.④〜⑥を下の歯も同様に行う

 

⑧シェード確認

②同様シェードと照らし合わせ写真撮影

 

以上が大まかな流れで通常2時間程度かかるらしいが今回は定期検診とクリーニング(歯石除去)を合わせて2時間ほどだったのでそこまで長くなかったが4.50分口を開けたままなのでそこが少ししんどかった。

 

終わった後に施術前と施術後の写真を見比べると

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B1までトーンが上がった。写真で見比べるとわかりやすいが、実感に歯医者さんで鏡を見た時にはそこまで変わった感じがしなかったが帰宅後家で鏡を見た時明らかに違う感じがしてかなり満足している。

 

何よりセルフでホワイトニングをしていた時に口コミがかなり良く使ったCrestのホワイトニングシートでは毎度知覚過敏になるリスクを高く感じるほど、1日2日風ですら歯がしみていたが今回のオフィスホワイトニングは全くしみてない(個人差あり)

 

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施術後、自宅内自然光での写真でもここまで白く写った。歯が白いとリップの色が映え、笑顔が明るく見えて清潔感もあるので私はやってよかったと思っている。

ホワイトニングは永久的なものではないので今後定期的なメンテナンスが必要ではあるがその一環としてホームホワイトニングを取り入れたい。

 

マシューボーンの白鳥の湖は純文学かもしれない

日照不足により野菜の高騰化が進む中、私の「美しさ」基準の高騰化が起きたことについて語らせてくれ。(7月の長い雨季に書いた冒頭を許してほしい)

 

去る7月17日、Bunkamuraオーチャードホールにてマシューボーンの白鳥の湖を鑑賞した。

ミュージカルや舞台、オペラ鑑賞に馴染みはあったものの1度も生で鑑賞したことのなかったバレエを今回初めて鑑賞した。

 

バレエに詳しい知人にどうせ見るなら目玉キャストで見るべき!とゴリ押しされおさえたマシューボール回。

監督と一文字違いというなんとも紛らわしい名前ではあるがマシューボールは世界三大バレエ団のひとつである英国ロイヤルバレエ団、現プリンシパルの超一流バレエダンサー。バレエに造詣のない私ですら一目でわかる程のオーラと気品溢れる出で立ちだった。

バレエダンサーとして生きる定めをもち人間界に産み落とされたかのような恵まれた手足の長さ、それらを増長させる肩幅に小さなお顔。カリスマ性溢れる容姿に遜色しない表現力に鳥肌が止まらず本物を見たと実感した。

 

今回の公演では演出・振付家マシューボーンの特徴である演劇性の高さが初心者の私にエンターテイメントとして楽しめる「はじめてのバレエ鑑賞」となった。

男性のスワンってどうなんだろう。優雅で可憐な白鳥からは遠ざかりそう。と思った先入観でいた鑑賞前の自分が恥ずかしいほど本物は美しい。たまらなく美しかった。


クラシックバレエとは違う、エンタメ性の高いミュージカル要素が織り込まれた演出とダンス、女性が演じるものとされていた常識破りの男性が演じるスワン。公演を娯楽として楽しむことは勿論だが見るものを虜にする芸術的なバレエダンサー。この美しさを例えるなら「純文学」に近いかもしれない。大衆に長く愛された古典バレエの枠組みを超えた斬新な演出から確かに新しい芸術が生まれていたのだ。


三者三様あるが男性の演じるスワンは、昔何処かで聞いた白鳥は本来優雅なだけでなく、人を殺してしまう程凶暴で荒々しい1面を持つ。という一言を彷彿とさせる気迫や逞しさを感じた。優雅さは無論そうである。無駄のない筋肉で力強いステップを踏み、美しく滑らかに表現するのだから。

 

クラシックが愛されていたバレエ界に新しい解釈を生み出したマシューボーン、見るものすべてを虜にする気品溢れるバレエダンサー マシューボール、常識を覆し、本来の姿を見せた男性の演じるスワン…

とんでもない本物に出会ってしまった、夏。